魔法少女みっくみく初音
久保田隆夫
何かこういうソフトが出てるから研究してくれってよ。
月島高蔵
これですか。「初音ミク」じゃないですか。…そういえば久保田さん表に出るのは久々ですよね。
久保田
どうでもいいよそんなこと。なんでも歌を歌わせる事ができるらしいけどどうして良いか分からない。
月島
で、何ですかその圧力鍋。
久保田
あーこれか、これはその研究に使えないかなと思って。
月島
えーーーー
久保田
えーーーーーじゃないよ。
月島
で、初音ミクっていうのを研究してくれって言うのは誰の依頼なんですか?
久保田
局長しかいないじゃん。
月島
でもパソコンにインストールするものなのに圧力鍋は無いでしょ。
久保田
いや何らかの化学反応が起きて生体的反応も
月島
ありません。絶対。
久保田
いいからこれとこれでやっといて
月島
ミネラルウォーター500ミリリットル一本と初音ミク…まーいいか。久保田さんの吠え面を見てみたいし。で、何でネギがあるんだろ。つっこんどくか。
数分後
月島
あーそうだ。レポートかくの忘れてた。タイトルなんにしようかなぁ。「リリカルなのは第三段が不評だったわけ」ということで、…いやいやまてよ。なんで
そんなレポート書く必要があるんだ?そもそも見てないじゃないか。
みく
あーきつかった。ねえねえ、お腹空いたからネギちょうだい。
月島
ネギはさっき圧力鍋のなかに…入れたからないよ。
みく
えーーーーー
月島
しょうがないなーネギで持って
あんただれ?
みく
初音ミク♪
つづく